「A4だと小さくて目立たない」——店頭の掲示物でそう感じたことはないでしょうか。新メニューの告知、イベントのポスター、窓面のお知らせ。少し離れた場所から目に入れたい掲示は、A4では力不足なことがあります。
実は、コンビニのマルチコピー機はA3サイズ(A4の2倍の面積)の印刷にも対応しています。この記事では、A3印刷の手順と料金の目安、A4との使い分けの基準、データ作成時の注意点を解説します。
コンビニのA3印刷:対応状況と料金の目安
ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブンなど、主要コンビニのマルチコピー機は普通紙のA3印刷に対応しています。手順はA4と同じで、スマホからPDFや画像をアップロードし、店頭で用紙サイズにA3を選ぶだけです。
| サイズ | 白黒(目安) | カラー(目安) | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| A4 | 20円前後 | 80円前後 | メニュー表・卓上掲示・貼り紙 |
| A3 | 20円前後 | 100円前後 | 壁面ポスター・窓面告知・店頭ボード |
※料金はサービス・店舗により異なります。最新の料金は各印刷サービスの公式情報で確認してください。
カラーの場合、A4とA3の差額は20円程度です。面積は2倍になるので、掲示物の「目立ち」に対する費用対効果はA3のほうが高いともいえます。掲示用途で迷ったらA3で刷ってみましょう。
アップロードの具体的な操作はネットワークプリントの使い方で、コンビニ印刷全般の流れはメニュー表をコンビニで印刷する方法で解説しています。
A4とA3の使い分けは「見る距離」で決める
サイズ選びの基準はシンプルで、その掲示物を何メートル離れて見るかです。
- 手に取る・50cm以内――メニュー表・卓上POP・配布物はA4(またはそれ以下)で十分です。
- 1〜2m(店内の壁面)――A3が活きる距離です。A4だと「近づかないと読めない掲示」になります。
- 数メートル(道路越し・窓面)――A3でも、載せる情報を絞って文字を特大にする必要があります。「新メニュー登場」+品名+価格くらいまで削りましょう。
サイズを上げても、情報量を増やしたら意味がありません。A3にしたのに文字数も倍にしてしまうと、読みやすさはA4と変わらなくなります。「サイズを上げるのは、文字を大きくするため」と覚えておきましょう。
A4データをA3にするときの注意
- 文字・図形中心ならそのまま拡大でOK――PDFは拡大しても文字がぼやけないため、A4で作ったデータを店頭でA3指定するだけできれいに仕上がります。
- 写真は解像度に注意――低解像度の写真はA3に拡大すると粗さが目立ちます。A3で使う写真は長辺1500ピクセル以上が目安です。
- 余白の設計――掲示物は額縁やラミネートで縁が隠れることがあります。重要な文字は端から1.5cm以上内側に置いておくと安全です。
お店の掲示物での活用例
- 壁貼りメニュー・おすすめメニュー――卓上メニューと同じデータをA3で刷れば、壁貼り用がすぐ作れます。
- 季節イベントの告知ポスター――忘年会コース、母の日、キャンペーンなど期間ものはコンビニ印刷の1枚刷りと相性抜群です。
- 窓面の営業案内――営業時間・定休日・テイクアウト対応など、通行人向けの情報はA3で大きく。
MenuPrint(メニュープリント)で作ったメニュー表や掲示物はA4のPDFとして仕上がるため、マルチコピー機の用紙サイズ指定でA3に拡大すれば、壁貼り用の大判掲示としても使えます。「卓上はA4、壁貼りは同じ内容をA3で」という使い分けが、データを作り直すことなく実現できます。月額980円(税込)〜、初回相談は無料です。